習い事をやめたがったら、どうする?
習い事は、始めてからも大変
新しい習い事を始めると、親も子も慣れるまですこしソワソワしませんか。
「やりたい!」と言ったから始めたのに、いざ始まると面倒くさそうにしたり、終わるとへとへとに疲れてご飯も食べずに寝てしまったり。
これらはきっと、習い事あるあるなのかなと思います。
我が家もスイミングを始めて早々に辞めたいと大騒ぎになりましたが、ようやく落ち着いたので今回書いてみます。
すぐに辞めたいと言い出した。続けさせる?辞めさせる?
子どもが習い事を辞めたいと言った場合、その言葉の本気度を見極めるのがとても大切です。
- いやな理由を聞く
- 冷静なときに再度聞き、本気度を確かめる
我が家も、習い事に行かなければいけない時間になってウワァーーー!!と暴れているときではなく、落ち着いていて機嫌が良さそうなときに「続ける?どうする?」と本人と相談しました。
うちの場合は
- 先生が怖い
- 落ち着いてるときに聞くと「続ける」と言うけれど、行く前の大暴れとのギャップがあり私も混乱……。毎月、退会手続き期日を気にしながらなんとか続けていました。
“辞め癖”はつくのか?
よく、辞め癖がつくからよくないって言い方を聞きますが、辞め癖って何なんですかね。
もちろん困難に立ち向かっていくことは大切だし、これから先なんでも回避できるわけではない。
でも、こういっちゃナンだけど習い事ごときで真正面からぶつかっていかなくても良いと私は思うのです。
子どもの視野はとても狭い。家と、幼稚園、習い事。3つの世界だけ。
逃げ道もあるよってことを大人は示してあげないといけない。
例えば、いじめられててどうしても辛いなら、学校なんか行かなくて良いじゃないですか。
それを「何がなんでも学校へは行こう。休んだら負け」みたいな価値観で励まされるのは辛いと思うのです。
もちろん子どもの年齢や本人の性格、事柄の重要度合いなどで、“ここまで辛いなら逃げても良いライン”は異なると思います。
それでも、絶対に逃げたらいけないことってないですよね。
学校が嫌なら辞めてもいい。
仕事が嫌なら転職すればいい。
だって、心身の健康が一番大切だから。
もちろん、乗り越えられそうな困難からも逃げるようになっては困りますが、それは程度問題だと思っています。
大人なら「このくらい大丈夫」だと思えても、子供にとっては大問題かもしれないし、難しいですね。
子どもと本音でぶつかりあって、子どもの心身の健康と将来にとって、良い結論が出せるといいなと思います。
ちょっと真面目に語ってみました。
我が家の結論……楽しく通えることが一番
スイミングスクールを変えようか?違う曜日に変えようか?もう辞める?など本人に色々な選択肢があることを伝えてみましたが、それは拒否。(なんでだ?!)
そうこうしているうちに、先生にも慣れて、自分でも上達が実感でき自信がついたようで、今では楽しく通っています!
長かった、この4ヶ月……
子どもなりに色々考えて悩んだだろうし、小さな体でよく頑張ったと褒めたいです。
私も一緒に悩んで悩んで本当に疲れました。
ニコニコで通ってくれるだけで十分です。
またこれから先も壁にぶつかるかもしれませんが、子どもの声に耳を傾けて良いサポートができるように頑張りたいと思います。